バンジュン・ステーション
アフリカ、カメルーンのバンジュンに2007に設立されたアートセンター。パリとバンジュンを拠点とするバルトロメイ・トグオを中心に運営。「美術に関わるものは全てヨーロッパに行ってしまって何もここには残っていない」と語るトグオは、展覧会、レジデンス、ワークショップといったアートプログラムの他、農業、教育など、地元の人々と一緒に働くことに重点を置き、南北の経済格差など強い政治的メッセージも込めて活動を続ける。
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アフリカ、カメルーンのバンジュンに2007に設立されたアートセンター。パリとバンジュンを拠点とするバルトロメイ・トグオを中心に運営。「美術に関わるものは全てヨーロッパに行ってしまって何もここには残っていない」と語るトグオは、展覧会、レジデンス、ワークショップといったアートプログラムの他、農業、教育など、地元の人々と一緒に働くことに重点を置き、南北の経済格差など強い政治的メッセージも込めて活動を続ける。
1967年、カメルーン生まれ。1993年にヨーロッパへ移住し、現在パリを拠点に活動。カタカナで「バルトロミ・トグォ」と表記されることもある。水彩画の他、インスタレーションも多く手掛ける。自身の経験から移動、越境などのテーマと共に、近年は自身の出身地域の歴史的習慣をベースに共存、共有なども大きなテーマとなってきている。母国にBandjoun Stationというアート教育施設を立ち上げ、現在もパリとカメルーンを往復しながら活動をしている。