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アーティストの視点から社会を見た記事を掲載。経済や生産量、事件や事故のニュースではなく、アーティストの視点から社会を観れば、どんな地球が見えてくるのか。

10年目の福島 - 栗林隆・志津野雷 (前編)

栗林は福島第一原発事故から10年を経た2021年、原発の問題を土台にした新たな作品「元気炉」を発表した。志津野は写真家として世界中を旅し、その記憶の断片を紡いだ映画「Play with the Earth」を発表している。アーティスト・栗林、写真家・志津野としてそれぞれの表現がありながら、多様な仲間とのチーム活動を続ける二人。仲間たちと共に立上げた「CINEMA CARAVAN」は、来年には国際展に参加するという。個々の表現の中に、チームとしての活動の根っこに何があるのか。現在も福島に通い続けている二人に話しを聞いた。